副業ブログの更新報告が伸びない理由【SNSでスベった体験談】

副業クラッシュ録

ゲームブログの更新報告ツイートが、
なぜか一番スベってた件について

「告知ツイートすれば伸びる」と信じていた頃

副業でゲームブログを始めたとき、周囲からよく言われた。
「記事を書いたらSNSで発信しよう」
「まずはX(旧Twitter)で仲間を作るんだ」

言われた通り、記事を更新するたびにツイートした。
「新作レビュー書きました!」
「◯◯の攻略記事アップしました!」

当時の僕は単純だった。記事を書けば人が読んでくれる。

リンクを貼れば、知らない誰かがクリックしてくれる。

そう信じて疑わなかった。

だが現実は違った。半年続けても反応はほぼゼロ。
なぜか僕のゲームブログ更新報告ツイートだけ、界隈で一番スベっていた。

「スベり続けるツイート」の孤独

僕のブログは、最新作のプレイ感想や攻略記事が中心だった。
記事は一応1,500〜2,000文字。キャプチャ画像もきちんと用意。
SEOの基礎も調べてタイトルや見出しにキーワードを入れる工夫もしていた。

「これなら読まれるはず」と自信を持っていた。

しかし、投稿結果は惨憺たるものだった。

いいね:ゼロ

インプレッション:数十

リプライ:なし

「通知が鳴った!」と思えば、それはただの自分のサブ垢。
画面に「0」の数字が並ぶたび、心臓がぎゅっと縮む感じがした。

他のゲームブロガーは同じように更新報告しても数十いいね。ときには数百リツイート。

自分だけが取り残されている気がして、だんだん怖くなった。

ある夜、机の前で画面を閉じた瞬間、虚しさが押し寄せた。

「今日もまたゼロか」

気づけば、更新報告ツイートを打つ前から、
どうせ誰も見ていないと決めつけて指が止まるようになっていた。

「なぜ僕だけスベるのか?」

冷静に分析してみると、原因は明らかだった。

1.差別化不足
ただ「更新しました!」では情報価値が薄い。誰が書いても同じに見える。

2.読者視点の欠如
「この記事を読んだら何が得られるのか?」を伝えていなかった。
実際、友人に“で、どんな記事なの?”と聞かれて初めて説明不足に気づいた。

3.拡散導線の欠如
投稿初速でのエンゲージメントが低いと、アルゴリズム的に埋もれてしまう。
僕のリンク直貼りツイートは、まるで誰も開かない日記帳に書いたメモのようなものだった。

SNSマーケ調査(2024年)でも、「記事リンク直貼りだけのツイート」は
エンゲージメント率が極端に低いと報告されている。

つまり、僕のツイートはまさに“やってはいけない典型”を半年間続けていたのだ。

「更新報告もコンテンツに」

僕が学んだのは、「更新報告は告知ではなくコンテンツ」だということ。

改善点として取り組んだのは以下の3つ。

「更新しました!」ではなく中身を要約+ひとネタ添える
例:「ラスボスに3回全滅して心折れた話を書きました。共感した人は仲間です(笑)」

“プレイヤーあるある”を混ぜる
「ポーション買い忘れてセーブポイントからやり直し…あるあるだよね?」といった共感ネタを入れる。

記事リンクはリプに回す
まずはタイムラインで会話を生む。その上で「詳しくは記事で」と誘導する。

この方法に変えてから、少しずつ反応が返ってくるようになった。
「それ俺もやった!」というリプライや、「分かる(笑)」といういいね。そこから記事リンクを踏んでくれる人が増えていった。

「スベった事実もネタになる」

結局のところ、ゲームブログの更新報告がスベり続けたのは努力不足ではなく戦略不足だった。
ただリンクを貼っただけでは、誰も興味を持たない。

でも、スベった経験そのものをネタにしたら状況が変わった。
「半年間更新報告スベり続けた僕が気づいた3つのミス」

——そんなツイートには共感や笑いが集まり、むしろそこから人がブログに流れていった。

失敗は恥ではない。笑いに変えた瞬間、初めて読者が反応してくれる。
副業ブログは記事を書くのと同じくらい、“届け方”が命だと痛感した。

過去のゲームブログを捨ててやり直している今も正直、
バズる未来が見えているわけじゃない。

あの時の静寂が戻ってきているんじゃないか。
って怖さすらある。

通知音が鳴らないスマホを机に置くたび、胸の奥が空洞になるようだった。

でも、「リンクだけ貼って誰も来ない夜」を思い出すと、
不思議と勇気が出た。

あの時とは違ってちゃんと戦略を練っている。

あの無音の通知欄もまた自分の財産になっているんだなと感じる。

静寂が戻る怖さは消えない。でも、それすら今は前進の証だ。

だからこれからも、スベりながらでも工夫して届ける。
そうやって一歩ずつ進めば、いつか「一番スベってる奴」から「一番共感される奴」に変わってみせる。

スベっても、それをネタにして武器にする。

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